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【感想】靴下サプリ まるでこたつ靴下

市販のセルフケアグッズを、実際に使った感想です。

今回は、靴下サプリシリーズの有名商品、「まるでこたつ靴下」です。
足先の冷えがかなり辛くなった1月から2ヶ月間使って、使用感や効果をまとめました。

ゆるツボでは、商品を自費で購入してグッズレビューをしています。
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目次

靴下サプリ まるでこたつ靴下とは

まるでこたつ靴下は、2015~20年の6年間で「累計70万足」を売り上げた靴下で、楽天の2022年と2023年のランキングでも1位を獲得した、人気の高い商品です。

メーカーの岡本によれば、「足先の冷えに、とにかくあたたかい「まるでこたつ」のようなソックス」です。

ふわっと包み込むような独自の編み方に加えて、東洋医学で使う三陰交というツボとその周囲に、独自に開発した特殊素材が使われています。

冷え歴40年以上


実はかなりの冷え性です。

小学生の頃は、南国鹿児島なのに12月からしもやけで、足が腫れ上がっていました。年中寒がりで、夏は冷房が辛かったのを覚えています。

大人になってからは冷えとはうまく付き合ってきましたが、身体や生活環境の変化で、この2年ほどは足先の冷えが辛くて困っていました。

この冬は、仙骨にカイロを貼ったり、ブーツ型湯たんぽや足元のヒーターを使ったりと工夫をしました。お風呂で長い時間温めても足先の感覚は「冷たい」ままで、不快な状態が続いていました。

そんな時にクライアントからまるでこたつ靴下を教えてもらい、購入。実際に使い続けてみました。

どんな時に使った?


使い始めてから2ヶ月ほど経っています。

まるでこたつ靴下は厚手の靴下なので、ふだん仕事に使うスニーカーでは足が痛くなります。私は、家にいる時間帯や家にいる日に使いました。一日中使えたのは、週に1〜2回程度でした。

冷えが強い時は、夜にも履いて寝ました。



我が家は床の底冷えがあるので、スリッパと併用しました。

外出時は、スニーカーではなくムートンブーツを使いました。ムートンが厚みを吸収してくれるので歩けなくはありませんが、靴下と靴底がズレる感覚はあります。自宅作業が多くて、筋力が落ちている人は足元が不安定になるので、外出時の使用はあまりおすすめできません。

五本指ソックスとの重ねて使っています。五本指ソックスは、靴下屋の薄手のものをオールシーズン使っています。

毛玉は、手入れせずに履いた状態を確認したくて、何もケアしませんでした。最初の数回で毛玉っぽくなって、徐々に毛玉感が強くなってきました。

使い心地はとてもいい

履いた瞬間から、ふわっと包み込まれるような心地よさを感じて、ほっとします。
チクチクはしません。

足首周りはズレないフィット感ですが、しめつけられていないので、キツく感じません。足首周りから三陰交のエリアがフィットして、ふくらはぎまで温めてくれます。

靴下を伸ばして履きたい時も、膝下まで伸ばしてもズレにくいです。

厚手の靴下は履き口のゴムをキツめにする商品が多いのですが、まるでこたつ靴下は、全体で包むようなフィット感が心地よいのだと思います。

三陰交は本当に刺激されている?

三陰交は、膝下の内側(親指側)にあるツボです。

流派によって使い方が違いますが、足が冷えるような体調の時に単独か他のツボと組み合わせてお灸や鍼、マッサージで使います。

まるでこたつ靴下は、特殊な発熱素材を三陰交のエリアに使っています。

実際に履いた時は、ほぼ重なっています。

本来の三陰交は内側(親指側)にあります。まるでこたつ靴下は、左右どちらで履いても良いように両サイドに作られているので、気にせずに履けます。

冷えは楽になった?

履いているあいだは、足の冷えが感じにくいです。

ただ、脱いだらすぐに冷えが辛くなります。2月末時点では、冷えは改善しませんでした。

別の記事で書きますが、冷えは私の体調とも関係しているのと、使うシーンが限られていたのもあります。


続けて使った時のほうが、足の冷えが楽になっていました。湯船につかれば足先も温く感じたので、まるでこたつ靴下は、履いている時間が長いほど冷えをサポートする商品だと感じました。

三陰交刺激はどれくらい効いている?

三陰交の効き目は、評価が難しかったです。

靴下全体での保温効果はすごく実感していますが、三陰交に使われている発熱素材の効果が、そのうちのどれくらいを占めるのかは、よくわかりませんでした。

評価が難しいと感じた理由は、ゆるツボのセルフケアで大事にしている「ツボへの適切な刺激量」があります。

ひとつは加熱と保温の違いです。

ゆるツボのセルフケアでは、ツボをしっかりと使うときは加熱(短時間)をおすすめしています。靴下は保温(長時間)が役割なので、違う時間軸が混在していると感じました(これも別の記事で書きます)、

もうひとつは刺激量です。

ツボを使うときには、目的に合わせて刺激方法を調整します。冷えがつらい時にツボ1箇所だけを刺激するなら、そこそこ強い刺激を加えます。つらい冷えをどの程度減らせるか、という視点で見た場合には、刺激量が足りないと感じました。

同じツボでも、セルフケアと鍼灸やマッサージによる施術とでは、効かせ方が違ってきます。セルフケアの場合は、ツボや刺激方法をいくつか組み合わせていくのをおすすめしています。

「血流を育てる」がおすすめ

保温機能の高い商品としては、想像以上におすすめです。フィット感にストレスを感じなかったことも、使い続けやすい商品としてアピールしたいです。

冷えがつらい方が使用する場合は、「まずは冷えがこれ以上悪化しないように使う」といいかもしれません。

こういう特性が強い商品は、目的意識を持った方が使い続けられます。

まるでこたつ靴下は「足先の血流を育てよう」で使うと、特性を活かせると感じました。

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