今回は秋冬の冷えが辛い人に向けて、日中はまだ30℃を超える時期の服の選び方を書きました。
夏でも足が冷たかった人は、地域問わずおすすめの方法です。
また、過ごしやすくなったからこそ疲れを自覚している人や、秋に体調を崩しやすい方にも。
心当たりがある方はぜひお試しください。
もう秋?まだ夏?
この記事は、最低気温がようやく25℃を切り始めた時に書き始めました。
ここから先、夏の寝苦しさは減ってぐっすり寝られる日が増えてくるでしょう。
夏バテの回復も期待できます。
でも、冷えに悩む人はすでに新たな悩みが出始める時期です。

冷えに悩まない人には理解しにくいことかもしれませんが、冷えやすい人はこの寒暖差で体調を崩しがちです。
発熱や風邪といった症状ではないのだけど、冷えから回復しきれず冷えの症状が強くなったり、冷えを不快に感じて快適に過ごしにくくなります。
さらに筋肉の使い過ぎも重なると、ぎっくり腰や寝違いも起きやすくなります。
過去にこのような体調不安を経験した人にとっては、寒暖差がしんどい。天気予報とにらめっこすることも珍しくありません。
おすすめはタンクトップ
そんな人に、私がおすすめするのが胴体の保温です。
つい最近まで来ていた服に、タンクトップをプラスします。

ポイントは、身体にフィットしたサイズで、あきが浅めのもの。
冷気が入り込まないデザインがおすすめです。
内側から秋仕様に変更すると体調を崩しにくい
夏服➕タンクトップでも涼しいと感じた場合は、次のステップに進みましょう。
ファッション誌も街の洋服も秋冬物が出回りますが、まずはアウターよりもインナーを秋冬仕様に変えるのがおすすめです。

靴下は、もうヒートテックの出番です。まずは薄手から試しましょう。
丈はくるぶしより10センチほど上のデザインだとふくらはぎを締め付けず、足も冷やしません。
足汗をかいて冷える人は、シルクの薄手の靴下の2枚重ねをおすすめしています。
加熱アイテムが出番の人も
夏に冷えを自覚していた人は、もう加熱アイテムを使ってもいい時期です。
ちょっと早いと思われがちですが、実際に使ってみると心地よく過ごせたり、夜ぐっすり寝られることもあるかもしれません。

図にように、仙骨(お尻)と首と肩のさかい目にカイロがおすすめです。
熱すぎる場合は、カイロを貼る服をインナーではなく、一番外側にの服に貼るなどして調整します。
まだ暑いと思ったら、保温で十分。
仙骨手ぬぐいや、インナーパンツも選択肢です。
キッズの冷え対策は、手足の冷えが辛いと訴える子や、秋に体調を崩しやすい子を想定しています。
まずは保温が先です。インナーの保温も有効ですが、お家で過ごしている場所が冷えやすい環境かもしれません。
その場合は、マットやラグで床からの冷気を防ぐなどもかなり有効です。
また、活動量が低いと熱が作れずに冷えることもあります。体調や体力がある子の場合は、ふだんの生活にもう少し運動を取り入れるのもおすすめです。
いかがでしたか?
冷え自体は、身体の不調と直結するわけではありません。また、妊活の大敵でもありません(体調によっては温めることを提案する場合もあります)。
でも冷えを不快と感じるなら対策を。ご自分に合った方法をお試しください。