暑い時期の上半身の汗は、不快なだけでなくて体力も消耗します。しかも意外なことに下半身は冷えがちです。
今回は、陰部を温めるよもぎ蒸しパッドを使ったケア方法をご紹介します。よもぎ蒸しパッドは、生理ナプキンのようなシートに専用のカイロを貼って温める商品です。
冷えが強い人、夏バテしやすい人、更年期の症状が辛い方などにおすすめしています。
こんな時におすすめです
よもぎ蒸しパッドは、冷えのぼせが生じやすい体調で冷えを改善したい時におすすめのアイテムです。
上半身に大量の汗をかいたり暑く感じていても、お尻や足先が冷たいと感じる場合は、よもぎ蒸しパッドの出番です。
更年期のホットフラッシュが有名ですが、妊娠後期や疲れている時、寒がりさんにも起きやすい症状です。
なぜよもぎ蒸しパッド?
よもぎ蒸しパッドは、貼ったままふつうの生活でOK。
デスクワークの人だけではなく、冷えやすい場所で作業する人も使えますし、立ったり座ったりする家事や育児の間も使えます。
陰部を温めるのは、すごく奇妙なケアに思えるかもしれませんが、女性を温めるにはすごく理にかなった場所です。
また東洋医学で使う経絡(ツボのルート)でもとても重要なツボの部位を温めるので、婦人科トラブルのセルフケアでは選択肢の一つです。
冷えのぼせの仕組みはこちらで説明しています
使い方・こんな時はどうする?
よもぎ蒸しパッドを初めて試すときは、夜だと低温やけどや肌トラブルに気付きにくいので、日中がおすすめです。
汗をすごくかくときは、手拭いを仙骨上にのせて、ショーツとはさんで使用することもあります。
1日数時間と書かれていますが、実際は半日ほどあたたかい商品も多いので、使用時間はあまり気にしていません。
ただし、おりものが多い時や、尿もれのトラブルがある方は、使用時間より短めをおすすめします。
一回の時間を長くすることより、回数(日数)を重ねた方が症状が和らぐでしょう。
数日続けても効果がわからない時は、内科や婦人科で一度調べてもらうことをお勧めします(甲状腺など、別の病気のサインかもしれません)。
男性には使いません。精巣や睾丸を温めることで、精子の造成機能や血流トラブルが懸念されるからです。
こんな商品です
私が使っている商品の一つがこちらです。
においがかなり控えめですが、熱め。
なんと、暑い日の冷えに使える低温タイプも登場していました。
これは、そのうち買って試さないと(現在ストックを消費中。)。