市販のグッズを使った、肩こり・腰痛・冷えの改善方法をご紹介します。
マッサージは手ぬぐいがあればOK(なくてもできます)。
セルフケアは、子どもと女性の鍼灸マッサージ院ゆるツボでも伝えてきました。
東洋医学は、治療と養生法を同時に行う医学です。次の治療までの過ごし方や、自分でケアする方法を伝えられます。私も伝えたつもりでした。
ある時、私のアドバイスが不十分だと気づきました。
お灸の台座シールの外し方や火の付け方など、説明しなくてもできると思っていたことが、「それを知らないから始められない」と言われたことが何度もありました。
ほかにも、やめ時や見直すタイミングなどの終着点がわからずに不信感(やってみようと思えない)が増えていたケースもあります。
どんな症状にどのツボを使うか。これだけではセルフケアの説明としてはあまりにも不親切でした。
その反省から、セルフケアをゼロから見直す作業を続けました。
ゆるツボのセルフケアには、4つの特徴があります。
1、簡単にできて続けられる
2、セルフケアの軸を作る
3、ケアの目安を示す
4、本当の悩みも支える
1、簡単にできて続けられる
簡単にできて続けられるように、市販のグッズを使うことと、肩こり・腰痛・冷えのケアをメインに決めました。またツボやグッズを使う部位もだいたいでOKとしました。
肩こりと腰痛と冷えは、からだ全体のバランスとも関係しています。心の緊張や疲れも影響します。肩こり・腰痛・冷えは、一番自覚しやすい不調ですが、原因は様々です。グッズの特徴と相性が良い場合は、他の不調もゆるみます。
2、セルフケアの軸を作る
色々なケア方法があるために、自分に合う方法は何かと迷ったり、効かせようとするあまりに無茶をすることがあります。
ゆるツボでは、受ける人も行う人も【気持ちいい】を軸としてケアを発信します。ツボの探し方も、マッサージの加減も、続ける基準も全て【気持ちいい】かどうかでまとめます。
3、ケアの目安を示す
とても残念なことですけど、セルフケアは万能じゃありません。時に「何がなんでも結果を出そう」と頑張らせてしまうこともあります。
ケアを続ける基準は【気持ちいい】ですが、やめる目安はそれぞれのケアで提案します。
私はセルフケアを「自分の気持ち良いを広げる」ために使ってほしいと願っています。
だからやめることは、決して悪いことではありません。「あきらめる・辛い状態をがまんする」ではなく、視野を広げて他の可能性に気づくために提案します。
4、本当の悩みも支える
東洋医学は入り口は簡単でも奥が深く、人生も支えてくれます。ゆるツボのセルフケアでも心地よい生き方をサポートしたい。
そこでからだの仕組みも説明します。難しい内容かもしれませんが、からだの仕組みを知っておくと、症状が変わっても原点に立ち返れます。
鍼灸マッサージ師として一番磨いてきた知識で、私の本当の悩みを何度も助けてくれました。
からだの仕組みには、心と身体のつながりや、年齢や体調に合わせた子どもと親の近づき方と離れ方も含まれます。
私たちは誰かの子どもで、時に誰かの親です。誰かのお世話や仕事に大忙しで、自分のことは後回しになりがち。
そんな私たちが、取り組みやすくて続けられるケアは、治療の延長線で語るものではなく、セルフケア単体で届けたい。
このようにカテゴリーで分けていますが、どれも全て4つの特徴が含まれています。(それでも難しく書いたらごめんなさいー)
ゆるツボのセルフケアは、「1人でやること。頑張っていい状態に近づけること」ではありません。すごくしんどい時は、ゆっくり休むこと、病院や他のサービスを利用することも立派なセルフケアとしてご提案しています。
まとめて学びたい方には、オンライン開催のセルフケア講座(不定期開催)をご利用ください。
家族で使えるオリジナルのツボ手ぬぐいもご購入いただけます。
個別のご相談は、セッションをご利用ください。