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【注意点】せんねん灸太陽・世界

せんねん灸太陽・世界は、火を使わない(貼ったままでOK)なので、オフィスや移動中でもお灸ができます。
また、じっとできない小さいお子さんにも使います。

セルフケアでも用いますが、ちょっと難しい点もあります。

そこで今回は、いつ&どれくらいが適切か、危険な点はあるのか?などの注意点をまとめました。

火傷を起こすと、その部位が当面刺激できません。安全な使い方を知って太陽と世界を身体のケアに使いこなしましょう。

目次

低温やけどに注意

太陽・世界は、低温やけどに注意しましょう。

加熱し始める速さがカイロと比べて早いことから、カイロと同じように貼りっぱなしにしておくと低温やけどのリスクが上がります。

また、カイロを外す時に、表面の皮膚もはがれるリスクがあります。

便利ですが使い方に注意が必要です。

私の周りで太陽を使っている人ほぼ全員が、一度は火傷や皮膚トラブルを体験しています。いずれのケースも命に別状はありませんし、日常が不自由になることもありませんが、痕が数ヶ月残るケースもありました。

メーカーの注意事項は、大げさと思いがちなのですけど、この商品は気をつけて使っています。

どれくらい貼ったままでOK?

まずは原則論を書きます。
注意事項には太陽は3時間、世界は4時間(8時間)と記載されています。

肌に直接貼る場合は、記載された時間以内の使用をお勧めしています。

応用編として服の上から貼ることをお勧めすることもあります。

その場合は、カイロと同じように貼ったままでもOKだと思っています(経験則から)。

ただし、服といってもインナーかアウターか、厚みや素材でも変わってきます。
刺激を弱めたい時はインナーの上に薄手のシャツやパジャマなどを着て、その上から貼っています。

個包装になっているので雨の日の持ち運びもOK

こんな人は時間を短めに

子どもや年配の方、体調を崩している方、症状の回復に時間がかかっている方は、どちらの貼り方でも使用時間を短めにお伝えします。

例えば小さなお子さんが嘔吐下痢で体調を崩した時。しんどくてもじっとはしてくれない時がありますよね。。

その場合は、20~30分貼って、外した後の皮膚の状態を確認します。

繰り返し刺激をしたい場合は数時間あけて、皮膚が赤くない・違和感ない場合は、新しいお灸を使って同じように刺激をします。(もったいないなと思っちゃいがちですが、安全を優先させています)。

低温やけどや皮膚トラブルがなかった場合は、使用時間を少しずつ長めにしています。ですがさじ加減は、観察ありきです。難しいと感じる場合は、20~30分(最長1時間ほど)と決めておくといいでしょう。

【温かい間は再利用も(家族に限るけど)】
せっかくまだ温かいのだから勿体無いな。って思っちゃいますよね。そんな時は、家族の他の人に貼ってみるのはどうでしょうか。

すでに熱くなっているし、粘着力が落ちているので、カイロ同様に服の上からの方が心地よいかもしれません。ポケットにインしたり、ボトムスに挟むなどもおすすめです。

肌に直接使いたい時は、三陰交に貼って靴下で押さえたりもします。

お風呂の前後や汗をかいたとき、むくみがひどいときは避ける

お灸全般に言えることですが、お灸は熱で体の回復力を促すケアです。

お風呂の前後は全身を温めるので、部分的な熱刺激の意味がかき消されてしまいます。

入浴前後は30分ほどは避けたいです。

太陽と世界を肌に直接貼る場合は、肌表面の水分状態も注意します。

汗をかいた時は、入浴前後同様に肌表面が活発です。そんな時も太陽と世界を外すときに皮膚が剥がれやすいようです。汗を拭き取るか、時間をずらして使いましょう。

むくんでいる・むくみがひどい時も時間を短めにするか、衣類の上から使用するなど、刺激量を抑えた方が安全です。

背中や肩は押して気持ちがいいところに貼ってOK

いかがでしたか?

太陽・世界はカイロよりも温まり方が早いので、ケアしたい時にすぐに使えてすごく便利です。

ここに書いた使い方以外にもいろいろな方法があるかもしれません。安全な使い方の参考になれば幸いです。

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